障害者クリエイターの創作をAIで企業デザインに変換!法人向けSaaS「PoteerChat」が新しいエコシステムを構築

開発背景とPoteerChatの役割

生成AIの進化はコンテンツ生成の効率を大きく向上させましたが、同時にクリエイターの作品がどのように使われ、どのように価値が還元されるのかという課題も顕在化しています。

bajjiが運営する「Poteer」は、障害のある方の日常行動(散歩の軌跡、落書き、写真、タップ、声、視線など)をAIで解析し、企業品質のデジタルクリエイティブに変換するプラットフォームです。これまでPoteerではクリエイティブの制作・販売を通じて価値提供を行ってきましたが、企業からは自社ブランドに沿ったデザインを即時に生成したい、社会的意義のあるクリエイティブを積極的に活用したい、といったニーズが高まっていました。

このような背景から、Poteerに蓄積されたクリエイティブ資産をもとに、企業が直接生成・活用できるSaaSとしてPoteerChatが開発されました。

PoteerChatは、生成AI時代におけるクリエイター還元の課題に対し、以下の仕組みで新しい価値循環モデルを構築しています。

  • クリエイティブ生成時に、インスピレーション源となったデータを紐づける設計

  • 利用に応じて障害者クリエイターへ報酬が還元される仕組み

  • 企業側が社会的インパクトを可視化できるダッシュボード

PoteerChatの主な特徴

1. クリエイターのデータを活用した生成AI

PoteerChatでは、障害のある方の日常行動から生まれた「クリエイター原画」と、原画をもとにPoteerアプリによって生成された「AI生成クリエイティブ」の2種類のデータをAIのインスピレーション源として活用します。これにより、人間の創作とAI生成を組み合わせた独自のクリエイティブ生成を実現しています。

Poteer Chatのワークスペース

2. ブランドガイドラインへの対応

企業はブランドカラー、フォント、トーンを指定することで、生成されるデザインを自社ブランドに最適化できます。

3. 多様なクリエイティブ生成

テキスタイル、サムネイル、プレゼン資料、広告素材など、用途に応じた多様なデザインを生成可能です。

4. クリエイターへの還元

企業が生成したクリエイティブは、インスピレーション源となったクリエイターに紐づき、利用に応じて報酬が還元されます。これにより、生成AIの利用がそのままクリエイターの収益につながる構造を実現しています。

5. インパクトの可視化

企業は、自社の利用によってどのクリエイターに還元されたか、どの程度の社会的インパクトが生まれたかをダッシュボード上で確認でき、ESGレポートなどにも活用できます。

Poteer Chatのインパクト・ダッシュボード

料金プラン

PoteerChatの料金プランは以下の通りです。

  • Free:無料、生成回数5回/月・アカウント

  • Starter:3,300円、生成回数50回/月・アカウント

  • Pro:16,500円、生成回数200回/月・アカウント

  • Enterprise:要問い合わせ、無制限

詳細はサービスサイトで確認できます。
PoteerChat サービスサイト

今後の展望

PoteerChatは、クリエイターの増加とともにデータの多様性が拡張され、より高度なクリエイティブ生成が可能になるでしょう。今後は、Slack・Teams連携による業務統合、テンプレート機能の拡充などを進め、企業のクリエイティブ制作プロセスに深く組み込まれるプラットフォームを目指しています。
bajjiは、生成AI時代において「創作・生成・還元」が循環する新しいエコシステムの構築を推進していくとのことです。

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