深海研究の「今」を肌で感じる新エリア
沖縄美ら海水族館では、ROV(小型無人潜水艇)を使った生物多様性調査や、深海生物の飼育技術開発、繁殖研究など、多岐にわたる深海研究に取り組んでいます。今回リニューアルされた「深海探検の部屋」では、これらの最新の取り組みが分かりやすく紹介されています。
来館者は、深海生物を「探求し」「飼育し」「理解する」という一連の研究プロセスを通して、研究者たちの活動の一端を垣間見ることができます。これまで知られていなかった深海の生き物たちの魅力と、その解明に挑む研究の奥深さを感じられる展示です。
注目の展示内容
新しくなった「深海探検の部屋」では、以下のようなユニークな展示が楽しめます。
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人工子宮装置で育成されたヒレタカフジクジラの飼育試験水槽
水族館が開発した人工子宮装置で育った、1歳のヒレタカフジクジラが飼育試験されています。
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タスキサクラダイの実験水槽
2025年に日本初記録種として報告されたタスキサクラダイの生態解明を目指した飼育研究が行われています。 -
未記載の可能性がある深海無脊椎動物の紹介
水族館の深海調査で採集された、まだ和名がついていない無脊椎動物が展示され、形態学的・遺伝学的研究が進められています。 -
水族館繁殖個体の育成水槽

※生き物の状態により、展示内容は変更となる可能性がありますので、来館の際はご注意ください。
沖縄美ら海水族館と海洋博公園について
「沖縄美ら海水族館」は、沖縄の美しい海に息づく多様な生態系を再現・展示し、希少生物の保全・繁殖研究や教育活動を通じて、その価値を次世代へ伝える役割を担っています。名称の「ちゅら」は沖縄の言葉で「美しい」を意味し、水族館の理念を象徴しています。
沖縄美ら海水族館は、国営沖縄記念公園(海洋博公園)の一施設であり、一般財団法人 沖縄美ら島財団が管理・運営を行っています。海洋博公園には、水族館の他にも熱帯ドリームセンターや海洋文化館など、沖縄の「太陽と花と海」を体感できる多彩な施設があります。
訪れるたびに新しい発見がある沖縄美ら海水族館へ、ぜひ足を運んでみませんか。
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関連リンク
- 一般財団法人 沖縄美ら島財団: https://churashima.okinawa/