50歳からの女性が選ぶ「同世代にすすめたいスマホアプリ」ランキング発表!生活密着型アプリが上位を独占

調査概要

この調査は、全国の50~87歳の女性を対象に、WEBアンケート形式で実施されました。事前調査(2025年12月4日~12月8日実施、回答者数524名)で自由記述によりすすめたいアプリを聴取し、回答が多かった20種類を選抜。本調査(2026年1月5日~1月8日実施、回答者数498名)では、選抜された20種類のアプリについて7段階で評価を得ました。

各アプリの評価は「とてもすすめたい:100点」から「全くすすめたくない:0点」までの配点に基づき、ウエート平均によりランキングが算出されています。なお、LINEやYouTube、Instagram、XなどのSNSアプリは本調査から除外されています。

スマホアプリの具体例

ランキングトップ3:生活密着型アプリが日常を効率化

今回の調査で「同世代にすすめたいスマホアプリ」のトップ3は、いずれも日々の生活に密着したアプリが占めました。

1位:乗換案内・地図アプリ

全体で1位に輝いたのは「乗換案内・地図アプリ」です。これはすべての年代で共通して1位という結果でした。

すすめたい理由としては、「生活を効率化できるから」(56.6%)が最も多く、「時間の節約になるから」(47.2%)、「面倒な作業をラクにできるから」(28.8%)と続きます。

1位 乗り換え案内・地図アプリ すすめたい理由

自由回答では、「行きたい場所までの経路が一瞬で出て便利。公共交通機関でどれぐらいかかるか、徒歩なら何分かなど参考になる」(58歳)、「方向音痴の私の救世主。このアプリのおかげで行動範囲が広がりました」(66歳)といった声が寄せられました。

2位:天気予報・防災アプリ

2位は「天気予報・防災アプリ」でした。60代・70代以上では2位でしたが、50代では4位でした。

すすめたい理由の1位は「生活の安全を守りたいから・これがあれば安心だから」(43.3%)で、次いで「生活を効率化できるから」(35.8%)が挙がっています。

2位 天気予報・防災アプリ すすめたい理由

「急な雨もお知らせしてくれるので、アクティブな人にはおすすめできる」(52歳)や、「雨雲レーダーを見ながら洗濯やお出かけの計画を立てられて便利」(56歳)といったコメントが見られました。

3位:スマホ決済アプリ

3位には「スマホ決済アプリ」がランクイン。50代・60代では3位でしたが、70代以上では6位という結果でした。

すすめたい理由としては、「生活を効率化できるから」(45.7%)が最も多く、「お得感・メリットを感じてほしいから」(41.8%)、「面倒な作業をラクにできるから」(28.5%)が上位を占めています。

3位 スマホ決済アプリ すすめたい理由

自由回答では、「使える店が多いので、キャッシュレスに便利。ポイントがつくのでお得感がある」(59歳)や、「プリペイド型で使っているので予定以上に浪費しない。貯まったポイントは残高にチャージできるのでお得感がある」(66歳)などの声が挙がっています。

全体ランキングと年代別ランキング

すすめたいスマホアプリ」ランキング (50歳以上女性 : 498名)

年代別「すすめたいスマホアプリ」ランキング

その他の注目アプリ

ランキング外ではありますが、自由回答では多岐にわたるアプリが挙げられました。特に注目すべきは「AIアプリ」の健闘です。全体では12位でしたが、「フリマ」「ゲーム」「ポイ活」アプリを上回る結果となりました。

AIアプリについては、「チャッピー(ChatGPT)に毎日相談。冷蔵庫の中にあるもので作れるレシピ、ダイエット中のごはんの添削などに使っている。ほめてくれたり励ましてくれたり、とても寄り添ってくれる」(52歳)や、「気になることを相談したら確実に答えが返ってくる。公私共に使う」(54歳)といった具体的な活用事例が示されています。

その他、料理レシピアプリ(クラシル、デリッシュキッチン)、薬局・ドラッグストアアプリ(トモズ、クリエイトSD)、健康管理アプリ(楽天シニア、Comado)、写真共有アプリ(家族アルバム みてね)、スーパー・コンビニアプリ(majica、ライフ)、飲食店のアプリ(スターバックス)、そして「みんチャレ」や「毎日脳トレ」といったユニークなアプリも紹介されました。

「すすめたいスマホアプリはない」と回答した人は、全体の4.4%にとどまり、多くのシニア女性が何らかのアプリを生活に取り入れていることがうかがえます。

専門家の見解

ハルメク 生きかた上手研究所 所長である梅津順江氏は、今回の調査結果について次のようにコメントしています。

ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江

「『同世代にすすめたいスマホアプリ』で上位に選ばれたのは、『乗換案内・地図』、『天気予報・防災』、『スマホ決済』と、いわば生活インフラ系アプリでした。ゲームや音楽が上位を占めるのではなく、生活に密着したアプリが並んだ点に、50代以上女性ならではのリアリズムが表れています。

特徴的なのは、『便利だから』だけではなく、『安心できる』『生活が楽になる』という理由が多いことです。天気や防災アプリは命と直結し、乗換案内は時間と体力を守る存在。スマホ決済も『レジで慌てない』『小銭を探さなくていい』といった、日常のストレス軽減につながっています。

『すすめたいアプリはない』と答えた人が4.4%にとどまった点も象徴的です。75歳の方が友人とスマホ決済で送金し合う事例からは、50代に限らず70代以上でも、自分の生活を支えるアプリを自覚的に取り入れ、その価値を実感していることがうかがえます。自由記述には『行動範囲が広がった』『外出がラクになった』という声もあり、アプリがこの世代の生活をやさしく後押ししていることが伝わってきます。

さて、意外だったのが『AIアプリ』の健闘です。全体12位と、『フリマ』『ゲーム』『ポイ活』アプリを上回る結果でした。『チャッピー』と親しみを込めて呼ぶ声も見られます。検索ツールとしてだけでなく、『気軽に相談できる相手』としてAIを使い始めている人も少なくありません。料理レシピでも、レシピサイトに加えて動画アプリを併用するなど、『一つに頼らない使い分け』も進んでいます。

もはやデジタル弱者ではなくなったこの世代が選ぶアプリとは、自分を守り、明日の生活を楽しむために『使う理由がある』もの。今後もアプリを生活に根づかせながら、取捨選択し、賢く活用していく姿が想像できます。」

この調査結果からは、50歳以上の女性がスマートフォンアプリを単なる娯楽としてではなく、生活の質を高め、安心・安全を守るための実用的なツールとして積極的に活用している様子がうかがえます。AIアプリの活用事例なども示されており、この世代のデジタルリテラシーの高さと、新しい技術への適応力が示されていると言えるでしょう。

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