クラスターメタバース研究所、CEDEC2026に2年連続登壇!AIエージェント研究で初心者定着と協力プレイを深掘り

CEDEC2026 公募セッションの詳細

クラスターメタバース研究所からは、柳川 光理氏と廣井 裕一氏の2名が、選考によって選ばれる公募セッションにおいて60分間のレギュラーセッションで講演します。

セッション概要

  • セッションタイトル: 人と学び、また会いたくなるAI NPC ― 初心者定着率2倍、5,000人実証が示すメカニズムと協力プレイの設計戦略

  • セッション内容: ゲームにおける初心者離脱の課題に対し、LLMベースのAI NPCによる解決策を大規模実証と技術開発の両面から解説します。

    • 商用メタバース「cluster」上で実施された5,000人規模・31日間の調査では、AI NPCと接触した新規プレイヤーの滞在時間が約2.2倍に向上し、AIへの累積接触日数が1日増えるごとに翌日ログイン率が+33.5%向上することが明らかになりました。これにより、AI NPCが繰り返し接触する「顔なじみ」として機能することで、定着効果が最大化されることが実証されています。

    • この知見に基づき、プレイヤーと一緒に成長する協力プレイ体験を実現する「対話型知識獲得ループ(CKAL:Conversational Knowledge Acquisition Loop)」が開発されました。AI NPCがゲーム内のギミックを操作し、対話を通じて知識を獲得・応用するこの技術により、AIが「全知全能」にならず、プレイヤーと共に悩み、成長する体験が実現します。

    • さらに、141名による比較実験から、AI NPCの操作能力と能動性がゲーム体験に与える影響を定量的に明らかにすることで、達成感を損なわずに効果的に支援する設計指針が提示されます。

  • 対象者: ゲーム設計における大規模言語モデルベースのAIエージェントの活用に興味がある方、初心者の定着率・継続率改善に課題を感じているプロデューサー・ディレクター・デザイナー、AI NPCの実装技術やその行動がユーザー体験に与える影響の定量評価に興味のあるエンジニア・研究者。

セッション後には講演者との質疑応答も予定されています。

CEDEC2026のセッションWebページはこちらから確認できます: https://cedec.cesa.or.jp/2026/timetable/detail/s6985d8c1edf51/

講演者および共同研究・開発者

  • 講演者:

    • 柳川 光理 クラスター株式会社 メタバース研究所/筑波大学 シニアリサーチエンジニア

    • 廣井 裕一 クラスター株式会社 メタバース研究所 シニアリサーチサイエンティスト

  • 共同研究・開発者:

    • 船引 貴史(株式会社テレビ朝日)

    • 横井 勝(株式会社テレビ朝日 メタメタ大作戦CG開発)

    • 香川 凌也(株式会社テレビ朝日 メタメタ大作戦CG開発)

    • 山村 風子(株式会社テレビ朝日 メタメタ大作戦CG開発)

    • 今井 裕貴(クラスター株式会社 事業開発本部)

    • 松本 篤弥(クラスター株式会社 メタバース研究所/東京大学)

    • 畑田 裕二(クラスター株式会社 メタバース研究所/東京大学)

    • 平木 剛史(クラスター株式会社 メタバース研究所/筑波大学)

    • 鳴海 拓志(東京大学大学院 情報理工学系研究科)

セッション日時・形式・会場

  • セッション日時: 7月24日(金)15:00 〜 16:00

  • セッション形式: レギュラーセッション(60分)

  • 会場: 第7会場(パシフィコ横浜ノース G404)

得られる知見

本セッションでは以下の3つの知見が得られます。

  1. AI NPCが初心者の定着率を向上させるメカニズム

    • 5,000人・31日間の大規模調査から、単発の接触ではなく「累積的な関係構築」が定着のカギであることが解説されます。
    • プレイヤーと共に成長するAI NPCの技術基盤(CKAL)

    • LLMベースの知識獲得アルゴリズム「CKAL(Conversational Knowledge Acquisition Loop)」が紹介され、多様なゲームシステム上でAIが動的に知識を獲得・応用する仕組みが解説されます。

    • 協力プレイのUX設計指針

    • 141名のVR実験から、AI NPCの操作能力と能動性がエンゲージメント・印象・自律感に与える効果が定量的に明らかにされ、達成感を損なわない支援設計の指針が提示されます。

参考文献

CEDEC2026 開催概要

  • 名 称: コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2026(CEDEC2026)

  • 会 期: 2026年7月22日(水)〜 7月24日(金)

  • 参加方法: 現地受講またはオンライン(要チケット購入)

  • 会 場: ハイブリッド開催/リアル会場:パシフィコ横浜ノース(神奈川県横浜市西区みなとみらい)、オンライン会場:公式WEBサイト

  • 主 催: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)

  • 公式サイト: https://cedec.cesa.or.jp/2026/

※CEDEC2026のセッション受講は有料です。詳細は公式サイトをご参照ください。

クラスターメタバース研究所について

クラスターメタバース研究所は、「人類の創造力を加速する」というクラスター全体の目標を先導する社内研究機関です。科学的な知見やプラットフォームに蓄積されるデータをもとに、CV/CG/HCI/VR/BMIおよび、全体をまたぐML領域の研究に取り組んでいます。プラットフォームである「cluster」への短期的・長期的な成果還元と、人類全体を前に進めるアカデミックな成果の創出、その融合を目指しています。

クラスターメタバース研究所の詳細はこちら: https://lab.cluster.mu/ja/

clusterロゴ

クラスター株式会社について

クラスター株式会社は、「あらゆるヒト、モノ、技術をつなげる共創空間のOSをつくる」をビジョンに掲げ、日本最大級のメタバースプラットフォームを開発・運営するテクノロジーカンパニーです。独自開発した大規模同時接続基盤を核に、リアルとバーチャルを融合する共創空間インフラを提供しています。製造・建設・教育・国際会議・エンターテインメントなど多様な業界で採用され、スマートフォン/PC/VRなどマルチデバイスに対応。最大10万人が同時接続できるリアルタイム空間を構築し、多数のIPコンテンツや大型イベントで実績を重ねています。

また、研究所を社内に設置し、ユーザー行動解析、バーチャルAIエージェント、AIによる3D制作自動化などのR&Dを推進しています。外部研究機関・大学との共同研究や実証実験も積極的に展開し、メタバース技術の進化を加速させています。

テクノロジーと創造力を融合し、バーチャル体験の未来を切り拓く―クラスターは次世代の社会インフラをつくり続けます。

クラスター株式会社公式サイト: https://corp.cluster.mu/
法人向けビジネスの最前線を知るオウンドメディア: https://metaversebiznews.cluster.mu/

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