PDFサマリー版でデータ共有がスムーズに
今回新たに実装された「PDFサマリー版」出力機能は、「おきなわ観光地域カルテ」の各種データを、任意の地域や期間でA3形式のサマリーレポートとして出力できるものです。

ダウンロードしたレポートは、印刷やメール添付、保存など、様々なシーンで活用できます。これにより、関係者への説明資料や会議資料として利用することで、観光地域経営における議論や意思決定を支える重要な資料となります。この機能は、「データを議論の場で持ち出しやすくしたい」という現場からの要望に応えたものであり、地域データの現状把握、会議・報告資料としての活用、データに基づく対話・合意形成の促進、そして継続的なレポート蓄積による地域の変化把握を可能にし、「見るためのデータ」から「使うためのデータ」への進化を後押しします。
AIが分析を自動化し、データ活用を次のステージへ
さらに、AIによる分析の自動化機能(OCVB内部向け機能)も実装されました。この機能は、データ分析から次の一手(アクション)につなげるまでのプロセスを高度化・効率化することを目的としています。

現在、「おきなわ観光地域カルテ」では、県全体や地域ごとの来訪傾向、特徴的な動き、その背景要因などを読み解いた「解説コラム」を毎月公開しています。このコラム作成プロセスにAIによる分析自動化機能を導入。人流データや入域観光客数に加え、イベントや天候などの多角的な情報をAIが取り込み、来訪・宿泊動向の特徴を読み解いた上で、分析コメントやコラム原案の生成を自動化・支援します。また、これまでの分析担当者が蓄積してきた分析観点やナレッジも反映されるため、単なる自動生成に留まらず、実務知見を活かした分析が実現します。
この機能により、分析業務や情報発信の効率化、工数削減による発信頻度の向上、分析知見の属人化防止、担当者によるより深い考察への集中、データ活用の再現性・高度化が期待されます。
「使われるデータ基盤」を目指して
「おきなわ観光地域カルテ」は、地域の観光動向を共通言語として可視化し、持続可能な観光地経営を支える基盤として展開されています。DATALEは今回の開発を通じて、データを「見るもの」から「意思決定に活かすもの」へと進化させる取り組みを進めてきました。今後も、現場で使われるデータ活用基盤の高度化を通じて、社会課題解決に貢献していくとのことです。
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