通信機器の約2割が“お蔵入り”に!76%が「使わなくなるリスク」を考えずに購入している実態が明らかに

約2割が「使っていない通信機器あり」

まず、「購入したものの『あまり使っていない』または『まったく使っていない』通信機器はありますか?」と尋ねたところ、22.6%の人が「ある」と回答しました。これは、約5人に1人が未活用の通信機器を抱えていることを示しています。数万円単位の出費となることも多い通信機器が、使われないままになっている実態が浮き彫りになりました。

購入したものの「あまり使っていない」または「まったく使っていない」通信機器の有無

使われていない機器は「スマホ」「イヤホン」が上位

使わなくなった通信機器の種類では、「スマートフォン(機種変更前の本体など)」と「ワイヤレスイヤホン」がともに26.6%で最多となりました。次いで「パソコン」が21.2%、「タブレット端末」が20.4%、「スマートウォッチ」が19.5%と続いています。日常的に使う機器であっても、使われなくなるケースが少なくないことが分かります。

理由1位は「思ったほど使う機会がなかった」

通信機器を使わなくなった理由として最も多かったのは、「思ったほど使う機会がなかった」で38.1%でした。続いて「新しい機種に買い替えた」が31.9%、「別の端末で代替できた」が16.8%となっています。購入時に期待していた利用シーンと、実際の使用状況との間にギャップがあることがうかがえます。

この結果は、通信機器の購入において、性能や話題性だけでなく、「自分の生活の中で本当に使う場面があるか」を事前に見極める重要性を示唆していると言えるでしょう。

使わなくなった理由

約6割が「使わなくなるリスク」を意識せず購入

通信機器を購入する際、「使わなくなるリスク」を意識しているかを尋ねたところ、「あまり意識していない」が39.8%、「全く意識していない」が36.6%となり、合計76.4%もの人がリスクを十分に考えず購入していることが明らかになりました。

多くの人が購入時に「使い続ける前提」で判断しており、使わなくなる可能性については深く検討されていない実態がうかがえます。通信機器が生活インフラとして定着した結果、「持っていて当然」「いずれ使うだろう」といった認識が働きやすく、購入のハードルが下がっている可能性もあります。

購入時のリスク意識

「購入」が主流も、「使い分け」やレンタルへの関心も拡大

通信機器の利用方法については、「基本的には購入」が53.2%、「どちらかといえば購入」が19.0%と、依然として購入が主流であるという結果になりました。一方で、「用途によって使い分ける」と回答した人も16.6%おり、すべてを購入で賄うのではなく、利用シーンに応じて選択したいという意識も広がりつつあります。

また、「どちらかといえばレンタル」が3.6%、「基本的にはレンタル」が7.6%と、レンタルを支持する層も一定数見られます。短期間の利用や試用といった場面では、購入以外の選択肢も徐々に浸透している様子がうかがえます。

スマートフォンや通信機器は「購入」と「レンタル」どちらが合理的か

「購入が合理的」の理由は“コストと安心感”

購入が合理的と考える理由としては、「長期間使うため購入の方が安いと思う」が46.8%で最多でした。次いで「所有している安心感がある」が21.2%、「状況によって使い分けたい」が11.8%と続き、コスト意識と心理的な安心感が購入志向を支えていることが分かります。

購入・レンタルの考え方の理由

通信機器は“所有前提”から“最適利用”へ

今回の調査から、通信機器は依然として「購入」が主流であるものの、約2割の人が使っていない機器を抱えている実態が明らかになりました。特に「思ったほど使わなかった」という理由が最多であったことは、通信機器の高機能化や新製品の短いサイクル、情報接触の増加などによって、“必要性”よりも“期待感”や“話題性”が購買を後押ししやすい環境が影響している可能性を示唆しています。

また、購入時に使わなくなるリスクを意識していない人が多数派であったことから、通信機器が生活インフラとして定着し、「持っていて当たり前」という認識が広がり、購入の判断が日常的・習慣的な行動になっている可能性も考えられます。

近年では、レンタルやサブスクリプションといった柔軟な利用形態も広がりつつあり、通信機器の選び方は多様化しています。通信機器が生活に不可欠となった今、「所有するか」ではなく「どのように使うか」という視点で選択することが、無駄のない合理的な利用につながるのではないでしょうか。

調査元

本リリースの内容は、エクスモバイル株式会社とプラスト株式会社の共同調査によるものです。

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