調査サマリー
この調査では、以下の点が明らかになりました。
-
キャリアからのスマートフォン購入は、欧州が約30%に留まる中、日本では63%と前年比でほぼ変化がありませんでした。
-
日本における「リファービッシュスマホ(整備品・再生品)」の認知率は68%で、調査対象国の中で最も低い結果となりました。
-
リファービッシュスマホの購入動機は、全ての国で「金銭的メリット」が1位。次点で欧州地域の約40%は「環境への配慮」と回答しています。
-
日本の若年層(18-34歳)では23.8%が「環境への配慮」を選択。また、日本では「新品である必要性を感じない人」が29%と前年比で10%増加しました。
-
調査対象国の全てで半数以上がリファービッシュ品の購入を検討していることが分かりました。
キャリアからのスマホ購入は日本が突出、実店舗での購入も多数
「直近のスマートフォンをどこで購入したか」という問いに対し、日本では63%、米国では52%が「キャリアで購入」と回答しました。一方で、フランス、ドイツ、スペイン、イギリスの欧州各国では、約25%-30%前後に留まる結果となっています。

また、「実店舗かオンラインサイトのどちらで購入したか」という質問では、日本では63%、米国では62%が「実店舗」と回答しました。欧州各国では50%以上がオンラインサイトでスマートフォンを購入していることと比べると、日本と米国では、キャリアショップに直接出向いて購入する傾向が強いことがうかがえます。

日本におけるリファービッシュスマホの認知度は最下位
「リファービッシュ(整備品・再生品)のスマートフォンを聞いたことがあるかどうか」の調査では、米国、フランス、ドイツ、スペイン、イギリスでは87%以上の認知率があったのに対し、日本では68%と最も低い結果となりました。この背景には、日本での新品への信頼性やキャリアでの購入習慣が根強く、リファービッシュ品が選択肢として認知されにくい可能性が考えられます。

購入動機は「金銭的メリット」が共通、欧州では「環境への配慮」も重視
リファービッシュスマホを購入したい理由については、全ての国で「金銭的なメリット」が1位となりました。

次点では、フランス、スペイン、ドイツの欧州各国で約40%が「環境への配慮」を理由に挙げています。一方、日本と米国では「新品と同じくらいの信頼性があるから」が理由として多く挙げられました(日本:42%、米国:40%)。

日本では「新品である必要性を感じない人」が増加、若年層の環境意識も高まる
環境面に関して日本の年齢別の回答を見ると、55歳以上では7.7%だったのに対し、18歳から34歳では23.8%の人が「環境への配慮」を選択しており、年齢層による意識の差が明らかになりました。

また、「新品である必要性を感じない」と回答した人は日本では29%に達し、前年比で約10%増加しました。この傾向から、日本ではまだ新品を選ぶ人が多いものの、「金銭的メリットがあり、信頼できる品質であれば新品でなくても良い」という価値観が広がりつつあることがうかがえます。

スマートフォン以外のリファービッシュ品も購入検討の対象に
「スマートフォン以外のリファービッシュ品の購入を検討するか」という質問に対しては、全ての調査対象国で50%以上が「購入を検討したい」と回答しました。日本でも他国と同様にリファービッシュ品購入に関して前向きな姿勢が見られ、スマートフォン以外のジャンルにおいてもリファービッシュ市場が拡大する可能性を示唆しています。

調査概要
-
概要: スマートフォンの購入経路およびリファービッシュ品に関する定性意識調査
-
期間: 2025年10月
-
方法: インターネット調査
-
対象: 以下の国における18歳以上の男女
-
日本: 1017人
-
米国: 1042人
-
フランス: 1033人
-
ドイツ: 1012人
-
スペイン: 1028人
-
イギリス: 1032人
-
Back Market Japan株式会社について
Back Marketは、2014年11月にフランスで設立された、電子機器のリファービッシュ品を取り扱う世界最大級のマーケットプレイスです。日本を含むアジア、欧州、米国など世界17ヶ国で事業を展開しています。同社は、販売業者に対する厳格な審査や、リファービッシュ方法に関するノウハウ共有を通じて、リファービッシュ品の品質維持に努めています。購入者に対しては、1年間の動作保証と30日間の返金保証を無料で提供しており、新品以下の価格かつ中古品以上の品質と保証を持つリファービッシュ品の普及に取り組んでいます。
Back Marketは、サステナブルで環境に優しい事業・活動を企業ミッションとして掲げ、2023年4月には「B Corporation(B Corp)」認証を取得しました。リファービッシュ品は新品と比較して、製造プロセスにおける原材料や水の使用量、電子廃棄物の発生量、二酸化炭素排出量の全項目において約10分の1となることから、リファービッシュ市場の拡大を通じて環境への負荷低減を目指しています。
詳細については、以下のBack Marketのウェブサイトをご覧ください。