デジタルものづくり協議会と日本マイクロソフトが共催「Hour of AI」で教育現場にAIの可能性を届ける

AIツールと豊富な学習アクティビティを提供

参加者は、授業や学習、教室内のコミュニケーションをより魅力的で効率的、そして楽しいものにするAIツールを実際に体験しました。さらに、教室ですぐに活用できる100以上の「Hour of AI」教材にもアクセスし、生徒のAIリテラシーを育む具体的な方法を学びました。参加した教育関係者は、ここで得たスキルや教材を学校に持ち帰り、生徒たちにAIに対応した学びの機会を提供していく予定です。

Minecraftカップのプレゼンテーション

特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会の代表理事である土井隆氏は、日本マイクロソフトとの協力により、教育関係者がAIリテラシーや活用方法を体験できる場を設けることができたと述べています。この協力が、すべての子どもたちが場所や環境に関わらず、創造性を発揮するツールを使い、未来を切り拓く力を育み、楽しく協働する教育環境づくりにつながると期待しています。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 政策渉外・法務本部長の大島葉子氏は、AIがすでに学び方、働き方、暮らし方を大きく変えている現状に触れつつも、多くの学生がAIの仕組みや責任ある使い方を十分に理解せずに利用していると指摘しました。同社はデジタルものづくり協議会との協働を通じて、教育者にAIツールを提供し、生徒がAIを学びや日常生活でどう活用していくかを伝える支援を行うと述べています。

AI活用に関するセミナー風景

現場で役立つ実践的な学び

イベント当日は、日本マイクロソフトのボランティアが、教育分野で急速に広がる生成AIの最新動向について分かりやすく解説しました。また、教室ですぐに活用できる包括的な「Hour of AI」教材も紹介されました。セッション中は質疑応答やディスカッション、振り返りが行われ、参加者は丁寧にサポートされ、構造的で充実した学びの場が提供されました。

Hour of AIアクティビティの紹介

イベントに参加した名古屋市立正色小学校の教員からは、「教育版マインクラフトの活用に加え、CopilotとAIエージェントの可能性について学ぶことができました。特にAIエージェントによる業務支援は、教員のみならず学校事務の現場においても有効であり、具体的な活用イメージを具体化する貴重な参考事例となりました。日々の業務効率を高める手法を習得できたことは大きな収穫であり、創出された時間をより一層子どもたちと向き合うための対話の時間に充てていきたいと考えています」といった感想が寄せられました。

話す男性

日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 教育・社会基盤統括本部長の宮崎翔太氏は、教育現場で校務における実践的なAI活用が業務効率化につながり、先生たちが「生徒と向き合う時間」を最大化できるという声が多く聞かれることに言及しました。「Hour of AI」を通じて、校務はもちろん、教室をよりダイナミックで子どもたち中心の学びの場にするための教材や学習ツールを提供し、AI時代を生きる学習者を導く教育者を支援していくと述べています。

AIリテラシー普及に向けた協力モデル

教育NPO、テクノロジー企業、そして企業ボランティアが協力して実施したこの「Hour of AI」の取り組みは、AIリテラシーを広げるための拡張性・再現性の高いモデルを示しています。この協働は、日本における今後のAI教育のあり方に新たな可能性を提示するものです。

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※ Microsoft、Minecraftは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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