宮古島実証実験の概要
この実証実験では、宮古島を訪れるレンタカー利用者を対象に、「宮古島音声ガイド」としてサービスが提供されます。スマートフォンの位置情報と連動し、走行ルート上の特定のスポットに近づくと、自動で音声ガイドが再生される仕組みです。実証期間は2026年9月15日~10月4日と10月12日~31日で、宮古島全域が対象エリアとなっています。
ガイドの内容は、絶景スポットや地元グルメ、体験・アクティビティ、島の自然・文化・歴史にまつわるストーリー、そしてドライブ中に楽しめる宮古島の豆知識など、多岐にわたります。現地スタッフが監修しているため、地域の人しか知らないようなディープな情報が盛り込まれているのが特徴です。さらに、交通安全を促す案内も含まれており、約200ものスポットでガイドが楽しめます。
注目すべきは、一部のスポットで沖縄のバーチャルタレント「根間うい」とのコラボレーションによる特別な音声ガイドが流れる仕掛けも用意されている点です。これにより、既存の外部IPと連携したコンテンツ展開も可能となり、来訪者の回遊促進や地域への興味を一層深めることが期待されます。
「TOYOTA CONIQ GUIDE(仮称)」とは
「TOYOTA CONIQ GUIDE(仮称)」は、ヤマハ発動機株式会社のモビリティ向け位置情報サービス「Mobilit.E.S(モビリテス)」のシステムを活用し、トヨタ・コニック・プロとヤマハ発動機が共同で開発を進めているツールです。スマートフォンなどの位置情報と連携した音声ガイドを、誰でも簡単に、プログラミングの知識がなくても作成できる「ノーコード音声ガイド制作プラットフォーム」として提供されます。

事業者は管理画面から手軽に音声ガイドアプリを作成でき、低コストで運用できるのが大きなメリットです。また、モニターや照明演出機器、ARといった外部機器との連携も可能で、よりリッチな体験を提供できます。
このツールの魅力は、ガイドを流すタイミングや場所、条件を細かく設定できる点です。例えば、スポットの通過回数やその時の天候、時間帯に応じてガイドの内容を変えることもできるため、訪れるたびに新しい発見があり、何度でも楽しめるガイドを実現できます。地域や施設の担当者が、地元ならではの情報や施設独自の案内を柔軟に設定し、常に新しい魅力や情報を届けられるよう設計されています。
移動の体験価値向上と地域課題解決への貢献
「TOYOTA CONIQ GUIDE(仮称)」は、観光での活用にとどまらず、自動車の試乗時におけるルートに連動した車両紹介や交通安全案内、大規模施設内での解説・案内など、幅広い利用が期待されています。利用者との新たな接点を創出し、移動そのものの体験価値を高めることに貢献することを目指しています。
トヨタ・コニック・プロは、このプラットフォームを通じて、地域の人々が自ら地域の課題解決に応えられるような持続可能な未来に向けて挑戦を続けていくとのことです。
トヨタ・コニック・プロ株式会社のウェブサイトはこちらです: https://toyotaconiq-pro.co.jp