養蜂家・知花尚海の挑戦
蜂蜜堂の代表である知花尚海氏は、沖縄の温暖な気候を活かしてミツバチを育成し、全国的なミツバチ不足の解消を目指しています。このプロジェクトは、単に蜂蜜を生産するだけでなく、生産から加工、販売までを一貫して行う「6次産業化」を通じて、地域経済への貢献も視野に入れています。

今回の出資獲得は、この大きな挑戦を加速させるための原動力となります。番組の放送回は以下のURLから視聴できます。
「令和の虎CHANNEL」:沖縄から全国へ養蜂ネットワークで6次産業化したい
沖縄から全国へ広がる事業展開
獲得した資金は、主に以下の3つの柱に沿って事業を急加速させるために使われます。
1. 飼育規模の拡大と全国への拠点展開
現在50群のミツバチを、2026年シーズン中には250群まで5倍に拡大し、沖縄での事業基盤を強固にします。さらに2027年には九州への拠点開設を予定しており、すでに鹿児島、広島、北海道の協力者と連携し、各地の気候に適応した養蜂のテスト運用を進めています。将来的には全国に拠点を構え、地方創生や農業支援に繋がる地域貢献を目指します。
2. 独自の供給ネットワークと資源循環への挑戦
沖縄をミツバチの主要な供給拠点とし、全国のパートナーと協力して独自のネットワークを構築します。このネットワークの大きな特徴は、蜂蜜の流通だけでなく、地域資源の循環を促す点にあります。各地域の農家と提携し、通常は廃棄される規格外の果実や農産物と蜂蜜を組み合わせることで、「その地域でしか作れない高付加価値な商品」の開発に注力します。これにより、生産者と共に利益を分かち合い、日本全体の農業の持続可能性を高めていくことを目指しています。
3. 「蜂蜜×6次産業化」による高付加価値ビジネスの確立
養蜂業の6次産業化をさらに進め、高付加価値なブランド展開を推進します。
先行商品の成功と今後のラインナップ
すでに好評を得ている「沖縄はちみつ飴」に続き、はちみつ石鹸のOEM開発が進行中です。今後は蜂蜜だけでなく、ローヤルゼリーやプロポリスといった希少な天然成分を贅沢に使ったハーブティー、お菓子、さらには高機能コスメまで、幅広いカテゴリーでの商品開発を展開する予定です。

ミード(蜂蜜酒)造所設立への確かな歩み
将来的な構想であるミード造所の設立に向けて、代表の知花氏は沖縄工業技術センターでの研修を修了しました。確かな技術的裏付けのもと、沖縄から世界を目指せる酒造りに挑戦します。
地域特産物とのコラボレーション
独自の全国ネットワークを活かし、各地の農家が手掛ける地域特産物と蜂蜜を組み合わせた「地域限定のプレミアム商品」を開発し、その土地ならではの魅力を形にしていきます。

共創パートナーの募集と行政との連携
蜂蜜堂では、ミツバチと共に持続可能な農業の未来を創造するパートナーを広く募集しています。
全国の協力者・協力企業の募集
独自の養蜂ネットワークをさらに強固にするため、共にミツバチを育て、地域を盛り上げる「協力者(個人・農家)」、および資源循環型の商品開発に共に取り組む「協力企業」を募集しています。ミツバチの力を通じて、地方創生や新たな産業価値を創造したい方々との連携を加速させます。
行政との強固な連携
このプロジェクトは、令和7年度の「沖縄県経営革新計画」の承認を受けており、自治体からもその独自性と将来性が高く評価されています。現在は次のフェーズとして、農林水産省による「総合化事業計画(6次産業化法)」の承認取得に向けた動きを本格化させています。県から国へと認められることで、より信頼性の高い事業基盤を構築し、日本全体の農業課題の解決に挑みます。
蜂蜜堂は、ミツバチがもたらす豊かな恵みを活用し、農業の未来を切り拓くために、沖縄から全国へとその活動の場を広げていきます。