「スッパイマン」誕生の背景
上間菓子店は1966年に沖縄で菓子卸売業として創業しました。その後の1972年、沖縄返還を機に輸入乾燥梅の人工甘味料問題が浮上します。この状況を受け、創業者である上間信治氏(現相談役)は「安心して食べられる干し梅を自分たちの手で作りたい」との強い思いを抱きました。台湾へ渡り製法を一から学び、試行錯誤を重ねた結果、1981年に甘酸っぱい味わいが特徴の「スッパイマン」が誕生しました。この名前には、「ヒーローのように沖縄から全国、そして世界へ羽ばたく商品になってほしい」という創業者の願いが込められています。

創業60年、「スッパイマン」45年の歩み
上間菓子店と「スッパイマン」は、昭和、平成、令和と時代を超えて多くの人々に愛され続けてきました。その主な歩みは以下の通りです。
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1966年10月(昭和41年):上間菓子店が沖縄で菓子卸売業として創業。
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1972年(昭和47年):沖縄返還。輸入乾燥梅の安全性問題を受け、「安心して食べられる干し梅づくり」への挑戦が始まる。
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1981年8月(昭和56年):干し梅「スッパイマン」誕生。日本で初めて商品化された干し梅として発売され、菓子卸販売から菓子製造業へと転身。

- 1997年(平成9年):乾燥梅入りべっこう飴の製造を開始。

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2000年(平成12年):テレビ番組での紹介をきっかけに全国的なブームとなる。
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2009年(平成21年):公式キャラクター「スッパイマン」が誕生。アメコミヒーロー好きの女子生徒が描いたデザイン案が原型となる。

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2020年(令和2年):『機動戦士ガンダム』とのパッケージコラボを実施。
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2021年(令和3年):「そらとぶピカチュウプロジェクト」で「ピカチュウ」とのパッケージコラボを実施。
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2022年(令和4年):「スッパイマンショップ」国際通り店をオープン。

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2022年(令和4年):ストリートブランド「#FR2(エフアールツー)」とのアパレルコラボを実施。
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2023年(令和5年):アメリカンヴィレッジに「スッパイマンショップ」美浜店をオープン。
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2024年(令和6年):ストリートブランド「Black Eye Patch(ブラックアイパッチ)」とのコラボを実施し、過去最高売上を更新。

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2025年(令和7年):「ちいかわ」とのパッケージコラボを実施し、2024年に続き過去最高売上を更新。渋谷PARCOにてスッパイマン初の「Suppaiman Shop POP UP」を開催。
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2026年(令和8年):周年記念として日本発カスタムカーブランド「Liberty Walk(リバティーウォーク)」とのコラボを実施。8月に「スッパイマン」誕生45年、10月に上間菓子店は創業60年を迎える予定です。
次の100年へ向けた展望
代表取締役社長の上間幸治氏は、創業60周年、そして「スッパイマン」誕生45周年という節目を迎えられたことに感謝の意を表しています。全国のファンからの「おいしい」の声、地域の温かい応援、そして社員一人ひとりの努力に支えられてきたと語っています。

上間菓子店は、創業以来「美味しい笑顔がみたいから」という思いのもと、沖縄から全国へと挑戦を続けてきました。この節目を単なる通過点ではなく、次の100年に向けたスタート地点と捉え、「沖縄から100年続く全国ブランド」へと育てていくことを目標に掲げています。具体的な事業基盤の強化として、年商30億円規模の事業体制を段階的に整備し、今後3年以内にブランド価値と収益性を両立させた経営基盤を構築する計画です。さらに5年以内には、海外展開の本格化にも取り組む予定とのことです。
会社概要
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社名:株式会社上間菓子店
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代表:上間幸治
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本社所在地:沖縄県豊見城市豊崎3-64
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事業内容:菓子製造業
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会社HP:www.amaume.co.jp