動画生成AI「NoLang」でIR活動をグローバル化！決算開示当日に海外投資家向け動画を自動生成・配信

「NoLang」で海外投資家向けIR動画を即日配信

株式会社Mavericksが提供する動画生成AIサービス「NoLang（ノーラン）」は、上場企業のIR活動において、グローバル対応を大きく強化します。日本語の決算説明資料やテキストから、AIが内容を理解・翻訳し、多言語ナレーションと多言語字幕付きのIR動画を全自動で生成できるようになりました。これにより、決算開示当日から海外投資家向けに動画での同時発信が可能となり、投資家属性や国籍に応じた内容・トーンの最適化によって、理解促進とエンゲージメント向上をサポートします。

海外投資家向けIR活動の重要性と現状の課題

東京証券取引所は、プライム市場の上場企業に対し、2025年4月から決算情報や適時開示の英語同時開示を実質的に義務化します。これは、グローバル基準での迅速かつ公平な情報開示を求める動きです。

また、外国法人等の日本株保有比率は32.4%と過去最高を更新しており（※1）、海外投資家とのコミュニケーションの重要性が高まっています。しかし、日本IR協議会の調査によると、海外IR実施企業の半数以上が「英語での情報開示やコミュニケーション」を課題として挙げています（※2）。英語でのプレゼンテーション資料公開は進む一方で、「英語での動画配信」の実施率は18.4%と低い状況です。

これまでの海外投資家向けIR動画制作は、翻訳者、ナレーター、制作会社、経営陣など多くの関係者が関与するため、時間とコストがかかる大規模なプロジェクトになりがちでした。修正にも数日のリードタイムが発生し、決算短信や説明資料が即日開示されても、解説動画の公開は後追いになるという課題がありました。

（※1 出典：東京証券取引所『2024年度株式分布状況調査の調査結果について』）
（※2 出典：一般社団法人日本IR協議会『2025年「IR活動の実態調査」』）

「NoLang」が実現する、投資家ごとのパーソナライズ動画配信

動画生成AI「NoLang」は、決算短信や決算説明資料（PDF/PPTX）をアップロードするだけで、AIアバター付きの決算解説動画を自動で生成します。これにより、決算開示当日に海外投資家向けの動画コミュニケーションを同時に展開できます。

さらに、投資家属性（個人/機関/海外）や投資家の国籍に合わせて、同一資料から内容・トーン・言語を最適化した動画を短時間で作り分けることが可能です。投資家ごとにパーソナライズされた動画は、理解促進とエンゲージメント向上に大きく貢献するでしょう。

部署の担当者だけで即座にIR動画を作成

NoLangのPDFモードで決算説明資料を入力すると、ナレーション付きの解説動画が自動生成されます。生成後も動画内容は自由に編集でき、「要約モード」で1分、3分、4〜6分といった動画時間を指定すれば、時間がない投資家向けの要約動画も作成可能です。「プレゼンモード」を選べば、資料内容を徹底的に解説する動画も作れます。投資家の状況に合わせて最適な動画を簡単に作り分けられるのが特長です。

また、動画作成後の編集画面では、「セリフ間の間（インターバル）」や「テロップ（字幕）の改行」などを直感的に調整できます。動画編集の専門知識がなくても、伝えたい内容がきちんと伝わる形に整えられます。

AI音声の固有名詞や略語の誤読対策として、「辞書機能」も用意されています。正しい読み方（発音）を登録すれば、以降の動画生成で反映され、法人プランではチームで共有することも可能です。

AIアバター／ボイスクローン機能で経営者が登壇する動画を内製

NoLangは、ユーザーの写真1枚と音声1分からアバターとボイスを作成できます。この機能により、経営者本人の撮影時間を確保することなく、経営者が語りかける体裁のIR解説動画を作成可能です。

撮影や録音の工数が不要になるため、経営企画・IR部門の担当者主導で制作を完結できます。これにより、情報開示のスピードと一貫性を高めながら、個人投資家、機関投資家、海外投資家それぞれに対して、専門性や内容が最適化された「経営者自身が登壇する動画」を提供できるようになります。

ボタンひとつで多言語動画へ変換し、海外投資家向け動画を即日展開

日本語の決算資料から作成した日本語のIR動画を、「縦横比／言語を変換」からワンクリックで他言語に変換できます。以下の3ステップで簡単に他言語へ変換可能です。

1. NoLangで作成した日本語動画の視聴画面を開き、「縦横比/言語を変換」ボタンを選択
2. 設定画面にて、変換したい言語を選択（全18言語から選択可能）
3. 「生成」ボタンを押し、完了を待つ（自動で選択言語の動画が生成されます）

（対応言語：英語/韓国語/中国語(簡体・繁体)/フィリピン語/ベトナム語/インドネシア語/タイ語/ネパール語/ヒンディー語/ベンガル語/スペイン語/フランス語/ポルトガル語/イタリア語/ドイツ語/ロシア語）

まず日本語でIR動画を作成し、その後に投資家の居住国や言語に合わせて動画を即時生成できるため、最も注目度の高いタイミングで海外投資家へも同等品質の動画を届けられる運用が、経営企画室やIR室の担当者だけで実現します。これは、投資家の母国語でリーチし、理解促進とエンゲージメント向上につながるでしょう。

今後の展望

株式会社Mavericksは、今後「NoLang」の多言語対応をさらに強化し、他の主要言語への対応も順次拡大する予定です。IR領域における情報開示の効率化と高度化を支援することで、日本企業の活動の透明性向上と、資本市場全体の活性化に貢献していくとしています。

資料請求、お問い合わせ

• NoLang for Business 公式サイト: https://corp.no-lang.com

• NoLang法人プランの即日申し込み: https://no-lang.com/biz-form/apply

• 資料請求: https://no-lang.com/biz-form/request-doc

• NoLangに関する問い合わせ: https://no-lang.com/biz-form/contact

株式会社Mavericksは、PoC（概念実証）の実施やAI研修の相談、貴社の課題に合わせたシステム開発まで、AI開発の最前線で提案を行っています。興味のある方は、以下のメールアドレスまでお問い合わせください。

お問い合わせ先：nolang-corporate@mvrks.co.jp

会社概要

• 会社名：株式会社 Mavericks

• 本社所在地：〒113-0033 東京都文京区本郷三丁目 43-16 コア本郷ビル1階A室

• 代表者：奥野 将太

• 設立：2023年9月12日

• 事業内容：様々な業種・業態で展開可能なシステム・プロダクトの開発、リアルタイム動画生成AI「NoLang」や超解像化技術「カクダイ」などの提供、最新のAI情報を届けるメルマガ「Mavericks AI ニュース」の提供

• URL：https://www.mvrks.co.jp/

株式会社Mavericksは、プロダクトアウト型の生成AIスタートアップとして、リアルタイム動画生成AI「NoLang」や超解像化技術「カクダイ」など、先端的な自社プロダクトを多数保有しています。生成AI時代の開発現場の先端をキャッチアップしている、開発力に特化したチームです。