プロジェクトの背景と取り組み
沖縄県は全国有数のモズク生産地であり、国内シェアの約9割を占めています。その中でも八重山エリアは県内2位の生産量を誇りますが、近年は環境変動(赤土流入や藻場縮小)や気候変動(日照や水温)が複合的に影響し、モズクの生産量が不安定になるという課題に直面しています。
このような状況に対し、ヴェントゥーノと勝水産は2014年から本プロジェクトを開始しました。ヴェントゥーノの専用養殖場で勝水産がオキナワモズクを養殖し、そのモズクはヴェントゥーノが九州大学に設けている「食品免疫分析学寄附講座」で研究されています。研究で得られたエビデンスを基に健康食品や化粧品として製造・販売することで、藻場の保全・再生活動を永続的に推進し、ブルーカーボンの創出に貢献しています。

ブルーカーボンとJブルークレジット®について
「ブルーカーボン」とは、海洋生物によって吸収・貯留される炭素のことです。光合成により大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収し、一定期間貯留する働きがあります。これは、2009年の国連環境計画(UNEP)の報告書で定義され、陸域の「グリーンカーボン」と並び、地球温暖化ガス吸収源の新たな選択肢として注目されています。

「Jブルークレジット®」は、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が認証・発行・管理する独自のクレジットです。独立した第三者委員会による審査を経て、客観的かつ科学的な方法論に基づき、沿岸域・海洋に100年以上貯留されるCO2の量を算定し認証されます。このクレジットは、将来の見込みではなく、既に実施されたプロジェクトの実績に基づくため、その品質と確実性が高いとされています。
Jブルークレジット®購入の公募について
今回認証されたJブルークレジット®は、公募方式(総量配分方式・口数型)で購入が可能です。
1口あたりの金額は110,000円(税込)で、購入申込意向表明期間は2025年12月29日(月)から2026年2月13日(金)17:00まで、購入申込期間は2026年1月6日(火)から2月20日(金)17:00までとなっています。
詳細については、以下のURLから確認できます。
今後の展望
ヴェントゥーノは「海藻と科学の力で、人と海がともに健やかで、美しい未来をつくる。」をパーパスに掲げ、海藻成分フコイダンをはじめとした海藻の可能性を追求しています。今回のJブルークレジット®認証取得は、美と健康のサポートだけでなく、社会課題の解決を目指す同社の事業展開において、重要なマイルストーンとなるでしょう。石垣島ブルーカーボンプロジェクトは、今後も持続可能な海洋環境の実現と地域社会への貢献を目指して活動を続けていきます。
ヴェントゥーノのブルーカーボンに関する取り組みは、以下のウェブサイトで詳しく紹介されています。