公演のテーマとプログラム
「歌う平和、踊る平和」は、戦後の沖縄で歌と踊りがどのように人々を支え、復興の要となったのかをたどるプログラムです。戦後、役者たちが「公務員」として芸能を届けた沖縄の歩みを通じて、平和について考えることをテーマとしていました。

第一部:琉球と沖縄
第一部では、琉球王朝時代に宮廷芸能として育まれた古典舞踊から、明治期以降に大衆文化として親しまれた雑踊や沖縄民謡が披露されました。
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士族が育んだ芸能
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古典舞踊「四ツ竹」:奥平由依、入福浜天乃
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二才踊「二才ゼイ」:髙井賢太郎
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大衆が育んだ芸能
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雑踊「むんじゅる」:仲嶺夕理彩
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雑踊「鳩間節」:玉城匠
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雑踊「加那よー天川」:金城真次、廣山えりか
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沖縄民謡:仲宗根創、喜友名朝樹
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第二部:復興と平和
第二部では、沖縄戦後の収容所生活で人々の心を癒やし、勇気づけた歌や踊りに焦点を当て、復興の記憶を呼び起こす演目が上演されました。喜歌劇やトークセッションを通じて、文化が戦後の沖縄を支えた様子が共有されました。
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芸能で復興した沖縄
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雑踊「浜千鳥」:廣山えりか、奥平由依、仲嶺夕理彩
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喜歌劇「夜半参」(作・我如古弥栄)
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里之子:入福浜天乃
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忍びの女:奥平由依
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三良:玉城匠
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三良の妻:廣山えりか
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亀謝:金城真次
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亀謝の妻:仲嶺夕理彩
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トークセッション「伝統芸能から平和を考える」
- YouTuber「リュウカツチュウ」(棚原健太・髙井賢太郎・町田倫士)が登壇し、兵庫と沖縄のつながりや芝居小屋文化と芸能の関わりについて語り、「伝統を考えることは、平和を考えること」というメッセージが観客と共有されました。

- 雑踊「黒島口説」:廣山えりか、奥平由依、仲嶺夕理彩、入福浜天乃

来場者の声
公演後には、多くの来場者から温かいコメントが寄せられました。「なかなか見ることのできない沖縄の伝統にふれることができ、とても良かった」「雪景色の出石の町『永楽館』で大好きな琉球舞踊を観ることが出来て、夢のようなしあわせでした」といった声や、「芝居小屋の距離感ならではの一体感がとても良かった。毎年恒例のイベントとなってほしい」と継続を望む声も聞かれました。
来場者の応援コメントは、以下のチケッティングサイト「teket」からも確認できます。
出演者紹介
本公演には、県内外で活躍する舞踊家や演奏家が出演しました。

舞踊・立方
金城真次、廣山えりか、玉城匠、奥平由依、髙井賢太郎、仲嶺夕理彩、入福浜天乃
歌三線
新垣俊道、棚原健太
箏
町田倫士
笛
澤井毎里子
太鼓
堀川裕貴
沖縄民謡
仲宗根創、喜友名朝樹
ストーリーテラー
井上あすか
琉球芸能活動中-リュウカツチュウ
沖縄にいなくても伝統に触れられる場所を作りたいという思いから、2020年10月に活動を開始。沖縄県内外で伝統芸能の舞台活動に取り組むメンバーが集い、「海だけじゃない、首里城だけじゃない、沖縄の宝もの。消えてなくなりそうだった、カタチのない宝もの」をコンセプトに、伝統芸能の発信・実演活動に取り組んでいます。
琉球コンパス合同会社について
本公演の企画・制作を担った琉球コンパス合同会社は、2022年10月22日に設立されました。沖縄県那覇市に本社を置き、化粧品および文化事業関連商品の企画、開発、製造及び販売、文化事業の企画、制作、興行及び請負などを行っています。
詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。