AI Mageが“アニメオタク”なAIアシスタント「Mage Agent」をリリース!作品を深く理解し、アニメ業務を強力にサポート

「Mage Agent」とは

「Mage Agent」は、アニメ作品の本編映像、台本、設定資料などに横断的にアクセスし、作品の世界観や文脈を深く理解します。これにより、資料検索、ルールに基づく監修、さらには企画の壁打ちといった、アニメ作品に関する幅広い相談を自然言語で依頼できる対話型AIアシスタントとして機能します。

AI Mageは、これまで活用しきれていなかったアニメ作品に関するデータを、権利関係とセキュリティ要件を遵守しながら、必要な時にいつでも引き出せる「資産」へと変えることを目指しています。

これまでにトライアルを含めると計35作品で「AGI」が稼働しており、すでに16作品で正式導入されています。今回リリースされた「Mage Agent」は、統合的・自律的なデータ処理性能が大幅に向上しており、AGIの価値を体現するソリューションとして、今後の導入拡大が期待されます。

リリースまでの背景

AI Mageは、株式会社オー・エル・エム・デジタルが推進する「ANIMINS(アニミンズ, ANIMe INSight)」プロジェクトに参画し、過去映像の検索システムを用いた制作現場の効率化検証を行ってきました。

アニメ制作現場では、膨大な作中シーンや設定資料から必要な情報を探す作業が頻繁に発生し、これが特定の担当者の経験と記憶に頼る属人化しやすい課題となっていました。複数の制作スタジオとの実証を経て、商用利用に前向きな評価を受け、2026年3月には作品データ検索ソリューション「Mage Search」が正式リリースされました。

現在、「Mage Search」は以下の大手アニメ関連企業に導入されています。

  • 株式会社ENGI

  • 株式会社オー・エル・エム

  • 株式会社トムス・エンタテインメント

株式会社ENGIのロゴ

株式会社オー・エル・エムのロゴ

株式会社トムス・エンタテインメントのロゴ

制作現場だけでなく、IPの二次利用に伴うライセンス業務においても、作品データの検索における属人化の課題が広がっていることが明らかになりました。このようなユースケースに対応するため、台本やルールブック、対訳表など幅広いデータを横断的に読み解き、作品の文脈とユーザーの意図を正確に理解して回答できる「Mage Agent」の開発が進められてきました。

「Mage Agent」の主な特徴

「Mage Agent」は、普段使いのチャットボットAIのようにユーザーのブラウザに常駐し、作品ストーリーやキャラクター設定、二次利用のルールまで横断的に参照します。まるで作品に詳しい先輩や同僚のように、資料検索から企画相談まで幅広くサポートします。チャットボット型のシンプルなUI/UXにより、作品データを読み込ませるだけで最短翌営業日から利用開始でき、既存のワークフローを変更する必要がありません。

Mage Agentの主な特徴

主な特徴は以下の通りです。

  1. 作品文脈を理解した資料検索が可能
    「キャラAとキャラBの最初の会話は」、「X店が登場する話数を列挙して」といった、作品ストーリーの体系的な理解が必要な検索シーンでも、台本・脚本・原作などを根拠資料として参照しながら必要な情報を収集します。企画や監修における相談・壁打ちにも活用できます。
  2. 取り込むデータ次第で広がるユースケース
    設定資料や多言語の対訳表などを読み込ませることで、簡単な一次監修を依頼することも可能です。ゲームIPでは、アニメの本編映像や台本の代わりに攻略本やプレイ動画などを取り込むことで、作品に関する検索・相談ができるようになります。作品やチームに応じて、活用の幅が広がります。
  3. 委託先・ライセンシーとの共有
    委託先やライセンシーに対して検索機能を一定の範囲で開放することで、ライセンシー側で企画立案に役立てたり、事前チェックを実施し、ライセンサー側でのチェック工数を減らしたりと、関係者が同じ作品理解を共有しながら協働することを可能にします。

今後の展開

作品の二次利用においては、作品のストーリーや遵守すべきルールといった前提知識が特定の会社や個人に偏在し、監修の手戻りや企画のミスマッチを生む要因となってきました。

AI Mageは今後、ライセンス業務において複数の会社や個人が協働する場面で、作品を深く理解したAGIが両者の間に立ってコンテクストを共有し、必要な情報を必要なタイミングで双方に提示することで、ライセンス業務全体のコミュニケーションを円滑にしていくことを目指しています。

また、監修業務のワークフローに深く入り込みDXを実現する「Mage Review」との連携を進め、日本アニメの海外ライセンス展開の機会拡大に資するソリューションを多角的に展開していく予定です。

AI Mage株式会社について

AI Mage株式会社は、「物語を通じて人々に希望と勇気を届ける」をミッションに掲げ、2024年に創業したスタートアップです。

世界的に需要が高まる日本のアニメは、一方で制作現場の人材不足や、海賊版・転売によるライセンサーの機会損失といった構造的な課題に直面しています。AI Mageは、アニメ作品を理解することに特化し、まるで魔術師(Mage)のように必要な情報を探し出す“アニメオタクなAI”、「Anime General Intelligence(AGI)」を開発。このAGIを基盤に、アニメ業界の各種業務を効率化するソリューションを提供しています。これらの活動を通じて、日本のアニメ産業の持つポテンシャルを解放し、そこから生み出される素晴らしい作品が世界中のアニメファンへ届く世界を目指しています。

代表の張 鑫氏は東京大学松尾研究室出身で、未踏アドバンスト事業への採択や「Forbes 30 Under 30 Asia 2026」への選出など、AI分野で高い評価を受けています。

採用情報

AI Mageでは、AIの力を活用して日本のアニメ産業のさらなる成長を後押しする仲間を積極的に募集しています。ご興味のある方は、採用ページよりお問い合わせください。

会社概要

  • 会社名:AI Mage株式会社(エーアイメイジ)

  • 所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目10番8号

  • 代表者:代表取締役 張 鑫(ツァン・シン)

  • 設立:2024年3月

  • 資本金:94,500,258円

  • 事業内容:アニメ作品の理解に特化したAI「AGI(Anime General Intelligence)」を基盤とする、アニメ業界の業務効率化ソリューション(Mage Agent/Mage Review/Mage Platform)の開発・提供

  • URLhttps://ai-mage.jp/

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