登壇企業とAI活用の取り組み
bestat株式会社
東京大学松尾研究室発の「3D×AI」スタートアップであるbestat株式会社は、「リアルとデジタルが繋がる時代をつくる」をミッションに掲げ、製造業・インフラ業界向けの3D活用AIクラウド『3D.Core』シリーズを展開しています。3Dデータの取得からAIエージェントによる業務活用までを一気通貫で支援しており、写真からの3D形状生成アルゴリズムで欧州特許を取得するなど、技術開発を加速させています。イベントでは、開発責任者の三浦大地氏がプロダクト開発や技術的な挑戦について語りました。

株式会社hootfolio
2025年1月にNECからカーブアウトした因果AIスタートアップ、株式会社hootfolioは、「科学的な意思決定をあらゆる人に」をミッションに、特許取得済みの独自エンジン「causal analysis」を活用。データから因果構造を自動抽出・可視化することで、根拠ある意思決定を支援しています。Co-Founder & CEOの笠原氏が登壇し、シリコンバレーでの挑戦や、技術の社会実装を加速させるためのカーブアウト選択について紹介しました。

フェアリーデバイセズ株式会社
フェアリーデバイセズ株式会社は、首掛け型ウェアラブルデバイス「THINKLET®」を軸に、人とAIをつなぐコネクテッドワーカーソリューションを提供するAIスタートアップです。現場でしか取得できないデータを収集・活用し、熟練者の知見継承からAIによる自律支援の実現までを支援しています。プロダクト開発部 部長の吉川氏が登壇し、現場データ活用やAI開発の取り組みについて紹介しました。

株式会社Kort Valuta
金融×データ×テクノロジーを活用し、新たな価値体験の実現に挑む金融スタートアップが株式会社Kort Valutaです。次世代型ウォレット「TwooCa(ツウカ)」を展開し、決済機能付きデジタル社員証やプリペイドカード、スマートリングなどを通じて、決済、福利厚生、コミュニケーション、ヘルスケアデータ活用を横断した新たな金融体験を提供しています。イベントでは、執行役員COOの田中とバックエンドエンジニアの浅野が登壇し、金融領域におけるプロダクト開発や、開発現場でのAI活用について紹介しました。

パネルディスカッション:「大企業からスタートアップへ、そしてAI活用の最前線」
トークテーマ① なぜ大企業からスタートアップへ?
登壇者の皆さんに共通していたのは、「自分の手を動かしてものづくりをしたい」という強い想いです。大企業で経験を積んだからこそ見える景色があり、その上で「もっと近い距離で意思決定したい」「より速いスピードでサービスを世の中に届けたい」と考え、スタートアップという環境を選択したという声が多く聞かれました。自らの裁量で事業やプロダクトの成長に関わり、社会にインパクトを与えたいという想いも共通して語られました。

トークテーマ② 各社のAI活用について
各社の事業領域は異なるものの、共通していたのは「AIを目的ではなく手段として活用する」という考え方でした。AIをワークフローへ深く組み込みながら、開発効率向上やデータ分析、顧客価値向上を実現するために活用しており、それぞれの強みを活かした取り組みが紹介されました。

共通認識と今後の展望
「自らの裁量で社会を変えたい」という共通認識のもと、今後の挑戦についても意見が交わされました。イベント終了後には交流会も開催され、参加者同士や登壇者とのコミュニケーションを通じて、技術やキャリアに関する活発な意見交換が行われました。
Kort Valutaでは今後も、エンジニアコミュニティとの交流や情報発信を通じて、新たな価値創造に取り組んでいくとのことです。現在、金融×データ×テクノロジーを活用した次世代型ウォレット「TwooCa」の開発を推進しており、テックリード・開発リーダーをはじめとするエンジニア職の採用を強化しています。
金融の新しい価値創造に挑戦したい方は、ぜひ以下の採用情報をご覧ください。