オンプレミスAI「INTELLILINK Private AI スタートパック」がNTTの「tsuzumi(R) 2」に対応検証を開始

オンプレミスAI環境で「tsuzumi(R) 2」の対応検証がスタート

NTTデータ先端技術は、オンプレミスAIの導入を容易にするサービス「INTELLILINK Private AI スタートパック」において、NTTが開発した大規模言語モデル(LLM)である「tsuzumi(R) 2」の対応検証を開始しました。

この対応により、軽量でありながら高い日本語処理性能を持つ「tsuzumi 2」をオンプレミス環境で利用できるようになり、お客様はより安全で高性能なAIモデルを導入することが可能になります。NTTデータ先端技術は、今後も「INTELLILINK Private AI スタートパック」のサービス拡充を通じて、企業のAI環境構築と業務変革を支援していく方針です。

tsuzumi

プライベートAIへの高まるニーズと「INTELLILINK Private AI スタートパック」

近年、様々な分野で生成AIの活用が進む一方で、機密性の高いデータを扱う企業を中心に、クラウドではなく安全なオンプレミス環境でのAI活用、いわゆる「プライベートAI」へのニーズが高まっています。

しかし、高性能なGPUの供給不足や価格高騰、最適なAI基盤の導入検証に時間がかかることなどが、企業にとっての大きな課題となっていました。こうした課題を解決するため、NTTデータ先端技術はNTT・TCリース株式会社、ニュータニックス・ジャパン合同会社と共同で、セキュアな自社環境ですぐに生成AIを体験・検証できるサブスクリプションサービス「INTELLILINK Private AI スタートパック」を提供しています。今回、このパックで選択できるLLMに、世界トップレベルの日本語処理性能を持つ「tsuzumi 2」が加わります。

「INTELLILINK Private AI スタートパック」の主な特長

本サービスは、生成AIの導入を検討しているものの、コストやセキュリティリスクに懸念を持つ企業に対し、安心・安全にプライベートAIを体験・検証できる環境を提供します。

AIセキュリティ、サブスクモデル、スピード導入、専門家サポートの4つの特徴

主な特長は以下の通りです。

  • 機密データを外に出さないAIセキュリティ: AirGapped(※3)構成により、外部ネットワークから完全に隔離された環境を実現し、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクを最小限に抑えながら機密データを安全に運用できます。

  • 柔軟なサブスクリプションモデル: 最低6カ月からの月額契約で利用でき、必要な期間だけ利用が可能です。自社で調達するよりも安価にスタートできるメリットがあります。

  • スピード導入: 生成AIの推論環境とアプリケーション実行環境が構築されたオールインワンパッケージが、契約後最短1カ月で届き、すぐに利用を開始できます。

  • 専門家によるサポート(オプション): NTTデータ先端技術の生成AI専門家による技術支援や活用アドバイスを受けることができ、PoC(概念実証)の成功を強力にサポートします。

標準構成と「tsuzumi 2」の追加

本サービスは、標準構成として「Llama」や「tsuzumi 2」をはじめとするLLMを、NutanixのAIプラットフォーム上のGPU基盤で提供します。必要なサーバーやAIアプリケーションはあらかじめ設定された状態で提供されるため、お客様は迅速にAI環境を試すことが可能です。

  • LLMは、お客様の課題や要望に応じて複数の中から選択できます。

  • NutanixのAIプラットフォームは、オンプレミス環境でありながらクラウドのような操作感で利用でき、LLMやその他のアプリケーションの性能を最大限に引き出せる構成です。

「Llama」と「tsuzumi 2」は、NTTデータ先端技術の検証環境において基本的な動作確認が実施済みです。

AIソリューションの構成要素

今後の展望とNTTデータとの連携

NTTデータ先端技術は、「tsuzumi 2」への対応を皮切りに、NTTグループおよびNTTデータ各社との連携をさらに強化していく方針です。日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)とイノベーションを加速させるプライベートAIサービスを幅広く迅速に提供することで、日本企業の競争力強化と活性化に貢献することを目指します。

本サービスは、NTTデータにおけるプライベートAIの取り組みと連携しており、グループ全体の知見とネットワークを活かし、安心安全な生成AI環境をより多くのお客様に迅速に提供することで、AIによる業務変革と価値創造の実現に貢献していきます。

参考情報

用語解説

  • 大規模言語モデル(LLM:Large Language Models):大量のテキストデータを学習し、言語や複雑な文脈を理解し自然な文章を生成できる言語技術のことです。

  • tsuzumi(R) 2:NTTが開発した大規模言語モデルで、日本語の処理性能を重視し、独自の大量のテキストデータを使って学習されています。

  • AirGapped:外部ネットワーク(インターネット)から物理的に遮断された環境を指します。最高度の機密性を要する場面で適用される究極の選択肢とされています。

*「INTELLILINK」は日本国内および米国における株式会社NTTデータ先端技術の登録商標です。
*「tsuzumi」はNTT株式会社の商標です。
*その他の商品名、会社名、団体名は、一般に各社の商標または登録商標です。

最近の記事
PAGE TOP