チップ技術が体験価値へ:オンデバイスAIの進化
モバイル体験がますますAI中心へと進化する中、OPPOは「New Computing」「New Perception」「New Ecosystem」という3つのコンセプトを柱とするAI戦略を進めています。その中でも特に重視されているのが、低遅延、プライバシー保護、そしてパーソナライズされたAI体験を実現するオンデバイスコンピューティングです。
ジェイソン・リャオ氏は、「オンデバイスコンピューティングはOPPOのAI戦略の中核であり、AIを日常生活に溶け込ませ、リアルタイムで“実感できる”体験へと進化させるものです」と語りました。OPPOとMediaTekは、このビジョンを共有し、フラッグシップチップの開発において密接に連携することで、オンデバイスAIを単なる技術コンセプトから実用的で大規模に展開可能な段階へと進めています。
MediaTek Dimensity 9500を基盤として、OPPOが独自開発したオンデバイスAI翻訳とAIポートレートグローは、クラウドベースのAI機能に匹敵する性能を誇ります。これらの機能は、今後予定されているColorOS 16のアップデートを通じて、OPPO Find X9シリーズに順次展開される予定です。
進化したAI機能の紹介
オンデバイスAI翻訳は、端末上で直接動作し、従来の翻訳手法と比較して平均15%の精度向上を実現します。複数言語間のシームレスな翻訳に対応し、インターネット接続がない場合や通信環境が不安定な場合でも安定したパフォーマンスを維持するため、さまざまなシーンで信頼性の高い翻訳が期待できます。
AIポートレートグローは、複雑な照明環境下で撮影されたポートレートの品質を向上させる機能です。撮影されたシーンの光の状態を分析し、自然な明るさや陰影に整えることで、暗所や逆光といった条件でも、違和感なく画質を改善します。この機能もネットワーク環境がない場所で実行可能です。デモンストレーションでは、多様なシーンに的確に対応しながら視覚的に自然な補正を行えることが示されました。

さらに、OPPOとMediaTekは、業界初となるオンデバイスの完全マルチモーダルAIモデル「Omni」の技術プレビューを公開しました。Omniは、音声・映像・テキストといった複数の情報を横断して理解し、ユーザーと自然にやりとりできるよう設計されたモデルです。スマートフォン上でリアルタイムのシーン認識や対話型Q&Aを可能にし、オンデバイスAIが現実世界をより深く認識・理解することで、より能動的で自然な人間とデバイスのやりとりの実現につながると期待されています。

エコシステム連携で加速するAIのイノベーション
今回の協業は、MediaTekブース内のインタラクティブ体験ゾーンでも披露されました。来場者は、Find X9 ProのオンデバイスAI機能に加え、OPPO Hasselblad Teleconverterによる望遠撮影性能を実際に体験しました。また、Reno15 Proも展示され、AIモーションフォト消しゴム、AIモーションフォトポップアウト、AIフラッシュ撮影といった、創造性を高めるAI撮影機能が紹介されました。

OPPOのFind X9では、MediaTekとGoogleとの緊密な連携によって、Android™デバイスのみで使えたQuick Share機能が、AirDropにも対応しました。これにより、サードパーティ製アプリをインストールすることなく、OPPOスマートフォンとiOS、iPadOS、macOSデバイス間で、安全かつスムーズなファイル転送が可能となり、クロスプラットフォームでの利便性が向上しています。
その他、OPPO Find X9 ProがGLOMO Awardsの「Best Smartphone」部門にノミネートされ、パフォーマンス、イメージング、AI統合における革新性が高く評価されたことも注目すべき点です。
今後もOPPOとMediaTekは、オンデバイスAIをはじめとする先進領域での協業をさらに強化し、ユーザー体験の向上を目指していくとのことです。両社は引き続き、世界中のユーザーに対して、より高度で信頼性の高いAI体験の提供に取り組んでいくでしょう。
※ 国や地域によって利用できるAI機能は異なります。
※ Google、Android、Quick Share は、Google LLC の商標です。
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