海外取引における「言語の壁」をAIで乗り越える
医療機関向け感染症迅速診断キットの原料を製造・販売する株式会社バイオマトリックス研究所が、JAPAN AI株式会社のAIサービス「JAPAN AI」を導入しました。この導入により、海外取引先との英文メール対応や膨大な契約書の読解といった翻訳業務の負担が、約70%軽減される体制が構築されました。

海外取引企業が直面する翻訳業務の課題
海外取引を行う企業では、英文メールの作成や契約書の確認など、日常的に英語での文書業務が発生します。従来の翻訳ツールは、単語や文章を機械的に置き換える「直訳」が中心でした。そのため、文脈や意図を踏まえた表現の調整は人の手で行う必要があり、担当者の英語力に依存し、時間的な負担となっていました。
また、長文の質問票や企業調査報告書の要点抽出、複数文書の整合性確認、議事録作成、法令確認といった文書業務全体においても、確認作業に多くの時間を要し、意思決定のスピードが低下するという課題がありました。
JAPAN AIがもたらす業務変革
バイオマトリックス研究所は、JAPAN AIを導入し、翻訳業務を起点に文書業務全体へAI活用を展開しています。

具体的には、海外取引先への英文メール作成において、問い合わせ対応や納期連絡など、文脈を踏まえた表現の調整にJAPAN AIを活用しています。さらに、契約書や質問票といった長文文書の要点抽出と確認作業、会議の録画データから議事録を作成する業務にも取り入れています。

加えて、労働安全衛生法や会社法などの法令確認、社内規程との整合性確認、企業調査報告書の整理といった場面でも、業務の効率化に貢献しています。
導入効果で業務負担を約70%軽減
JAPAN AIの導入により、業務にかかる時間は約70%軽減され、長文文書の要点抽出や意思決定のスピードが向上しました。議事録作成、法令確認、社内掲示物の作成など、文書業務においては「まずAIに確認する」という業務習慣が定着し、全社的な業務効率化が進んでいます。

また、JAPAN AIが提示する文章は、単なる翻訳にとどまらず、文脈や意図を踏まえた文章の整理、付加情報を含めた表現を可能にしています。これにより、英語力の個人差に関わらず、担当者が必要な情報に迅速にアクセスできる環境を実現しています。
バイオマトリックス研究所からのコメント
バイオマトリックス研究所は、JAPAN AI導入の決め手として、モデルの新しさ・出力の強さ、目的に応じて使い分けられる設計への安心感を挙げています。また、柔軟な契約条件も魅力だったとのことです。
海外対応がある企業にとって、受信も発信も「言語の壁」は確実に低くなるだろうとコメントしています。翻訳に限らず、海外対応を“特別な業務”にしないために、多様なアプローチの方法として、あるいは海外の情報を収集する手段としてAIを利用することで、事業は多岐に広がっていくことでしょう。
今後の展望
JAPAN AIは、今回の導入事例を通じて、中小企業における文書業務の効率化と、海外対応の負担軽減に貢献できることを確認しました。今後も、海外取引がある企業などへのJAPAN AIの導入を増やし、業種や企業規模、実務に即したAI活用の提案と業務改革を推進していくとのことです。
株式会社バイオマトリックス研究所について
モノクローナル抗体の開発・製造・販売を行っています。
URL: https://www.biomatrix.co.jp/
JAPAN AI株式会社について
「AIで持続可能な未来の社会を創る」をビジョンに掲げ、AIに関連するプロダクトやサービス開発を行い、多様な業界や産業のさらなる発展に貢献しています。
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