「券作くん」と「VEGA3000」が連携し、スマートな入場体験を実現
今回の連携では、グッドフェローズが提供する観光施設向けチケットPOS・営業支援システム「券作くん」と、琉球銀行が提供するキャッシュレス決済端末「VEGA3000」が結びつきます。
これにより、チケット販売から入退場までの一連の業務がスマート化され、国内外からの来場者にストレスのないスムーズな入場体験が提供されます。「VEGA3000」は、VisaやMastercard、QR決済、電子マネーに加え、台湾で高いシェアを誇る電子マネー「悠遊カード」にも対応しているため、インバウンド、特に台湾からの観光客にも大きなメリットがあります。
首里城公園での導入を皮切りに、沖縄観光のDXを加速
この連携は、沖縄観光におけるインバウンド需要の高まりと、観光施設での省人化・省力化のニーズに応えるものです。チケット発券・入退場管理の自動化によりスタッフの業務負担が軽減され、混雑緩和にもつながります。また、DX推進とデータ活用が強化されることで、より効率的な施設運営が期待されます。
具体的な導入予定として、2026年2月には首里城公園でグッドフェローズのシステムが初期導入される予定です。さらに同年秋の首里城正殿完成時には、時間制入場管理システムの運用も計画されており、沖縄観光のDX推進に大きく寄与していくことでしょう。
今後の展望
両社は今後も沖縄県内の観光施設のDX推進に積極的に取り組み、入退場管理、データマーケティング、チケット流通など、ICTプロダクトサービスによる包括的な支援を拡大していく方針です。この連携が、沖縄の観光をさらに魅力的なものにする一歩となることが期待されます。
株式会社グッドフェローズについて
レジャー施設やミュージアム、スキー場など、チケット施設におけるチケッティング業務を中心に、各種ICTプロダクト・サービスで現場を支援しています。チケット流通プラットフォーマーとして販売支援も行い、今後はICTを活用したマーケティング支援にも注力していくとのことです。
公式HP：https://goodf.co.jp
株式会社琉球銀行について
キャッシュレス決済サービスの提供を通じて加盟店の利便性向上に貢献しています。また、DXを地域課題解決の手段と位置づけ、「DX診断サービス」を展開。沖縄県内の人手不足解消や生産性向上を目指し、経営者への情報提供や解決策の提案を通じてDXを後押ししています。
