竹富島の暦と夏の暮らし
竹富島の人々は、風の呼び名から季節の移ろいを捉え、生活を営んできました。海に囲まれた厳しい環境の中で、神への祈願の文化が深く根付いており、五穀豊穣や子孫繁栄を願う年間20以上もの祭事が行われています。これらの祭事の日程は「干支」に基づいて定められ、竹富島の文化として大切に受け継がれています。

農業が中心だった時代、春から始まる収穫を終えた島の人々は、夏の間を生活や畑を整える期間としていました。また、島の人々とのコミュニケーションを通じて、自然の些細な変化を感じ取り、「うつぐみ(一致協力)」の精神で暮らしていたといいます。このプログラムは、そんな島の過ごし方に倣い、竹富島の自然と寄り添いながら心満たされるひとときを過ごす夏の体験です。
民具づくりで楽しむ、家でのひととき
竹富島では、強い日差しを避けるために早朝や夕方に畑仕事を行い、日中は家の中で民具づくりをしていました。この暮らし方に倣い、木陰や客室で楽しめる民具づくりのキットが用意されています。島に伝わる昔ながらの民具づくりを継承する「クージの会」の協力のもと、アダンやマーニの葉を乾燥させた材料を使った島らしい作品を作り、遊ぶことができます。
期間:2026年6月1日~8月31日
料金:1セット 1,000円(税・サービス料込)
場所:集いの館

初夏のおやつから着想を得た、夏の甘味を味わう
竹富島をはじめとする八重山諸島で、初夏の収穫時期に合わせて伝統的に作られる「冷やしぜんざい」が提供されます。竹富島では稲作が難しいため、芋や麦、粟のほかに豆類がお菓子作りに重宝されてきました。沖縄本島では小豆が使われることが多いぜんざいですが、八重山諸島では小粒で風味豊かな緑豆が使用されます。ひんやりとした島のおやつを味わいながら、夏の島で暮らすような時間を過ごせます。
期間:2026年6月1日~8月31日
時間:14:00~15:50
料金:無料
場所:ゆんたくラウンジ

水平線に沈む夏の夕日をゆったりと眺める、浜でのひととき
竹富島の西側に位置する「コンドイ浜」では、夏になると周りの島々に遮られることなく、夕日が水平線に沈む美しい光景が見られます。島の人々は夕方になると浜に集まり、夕暮れ時を過ごしたり、波や風の音から天候の変化を感じ取っていたといいます。夕日の時間に合わせてコンドイ浜へのバス送迎が提供され、クバの葉の扇「クバオーニ」などの民具と共に、浜辺でのひとときを楽しむことができます。
期間:2026年6月1日~8月31日
時間:17:00~20:00(1日3組限定)
料金:無料
場所:集いの館

島の宵を楽しむゆんたく(おしゃべり)時間
島の人々にとって「ゆんたく」は、コミュニケーションや結束の場として欠かせない時間でした。夜の時間に島の人とのゆんたくを楽しめるプログラム「島の唄い手と過ごすひととき」が提供されます。泡盛とおつまみを片手に、島の唄に耳を傾け、夏の夜空に輝く「群星(むりかぶし)」を継承する古謡などを聞くことができます。島の住人のような夏の宵のひとときを満喫できるでしょう。
期間:2026年6月1日~8月31日の毎週火曜日
時間:20:10~22:30
料金:1名7,560円(税・サービス料込)
場所:喜宝院蒐集館
対象:年齢制限なし
定員:2組 4名まで
予約:前日17:00までに公式サイトにて予約が必要です。

星のや竹富島について
竹富島の東に位置する「星のや竹富島」は、約2万坪の敷地に琉球赤瓦の戸建客室が点在する文化リゾートです。竹富島景観形成マニュアルに則り、伝統を尊重して建てられた建物や白砂の路地、プール、見晴台などが、沖縄の原風景を広げています。
所在地:〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富1955
電話:050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数:48室
チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金:1泊147,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)*通常予約は2泊より
アクセス:石垣港よりフェリーで約10分、竹富港より送迎があります。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyataketomijima/

「星のや」は「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで非日常を提供するブランドです。その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出会った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験できます。
星のやブランドの詳細は、以下の動画でも紹介されています。